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殷氏は目が覚めた。
「今のは……夢……?」
すると同時に腹に痛みが来た
「痛たっ!……」
その声を聞いて李靖も目が覚めた。
「どうしたのだ!殷氏」
「っ……生まれるっ…」
「何!?大変だ殷氏が産気づいたぞ!すぐ出産の準備をせい!」
周りにいた侍女(じじよ)たちが慌ただしく動きまわる。
李靖は部屋を出て殷氏の出産を待った。
「いよいよか……」
出産が始まった
4時間後……
一人の侍女が、必死の形相で来た。
「たいへんでございます!夫人が妖怪を産み落としました!」
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