第1回 呂望
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―ある姜族の村― そこに住む一人の青年がいた。名は姜子牙(きょうしが)と言う。いたってよくいる32歳の普通の青年だ。親は姜族の頭領で、その御子息である。この日、子牙は少し遠くの草原に行た……
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