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―姜子牙(呂望)32歳―
この日、空はかなり快晴だった
「ああ、なんて今日はいい天気なんだろう」
彼の名はこの時は呂望(りょぼう)と言われていた
「母上、私は羊の世話をしに行きます!」
「分かったわ、遅くならないうちに帰って来なさいよ」
「はーい」
呂望は羊の世話をしに村が小さくなるほど、遠くまで行った。
「呂望様ですか?」
知り合いのおばさんが話しかけて聞たので振り向く
「羌族の頭領ともあろう方が何故ここに?」
呂望は、
「僕はもう32歳だ。もうかなりの大人だよ」
「でも……」
「ドドドドドドドドド」
馬が走る音が聞こえた
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