11721人が本棚に入れています
本棚に追加
「………」
そんな横暴なホスト教師、結城に僕は無言でのせめてもの抵抗を試みた…。
が、
「そうかそうか。やってくれるか。いや~さすが委員長!!」
どうやら、僕の抵抗は無意味に終わったようだ。僕はもう、無駄足掻きはやめ、潔く諦めた。
「お前らも、いいな?」
結城が一応、クラスメートらに聞く…
「そうだね。霧島君なら、このクラスを統率出来そうだし…」
「そうだな。霧島なら、安心して任せられるよな?揉め事なんかも、解決してくれそうだし…」
と、反対どころか皆揃ってクラスメートらは、霧島が学級委員長になることに大いに賛成のようだ。
……こうして、僕は不本意ながらも学級委員長という役員に任命された。
.
最初のコメントを投稿しよう!