誰よりも

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「・・・」 「・・・」 「大丈夫・・・よね・・・」 「・・・目茶苦茶えぐれてるが・・・大丈夫さ・・・きっと・・・大丈夫・・・」 石畳にくっきりと残る靴跡を冷や汗をかきながらしばらく見つめて、大丈夫・・・大丈夫・・・と譫言を呟きながら俺達はその場を後にした。
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