夢の住人

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夢… ついに 寝たのか…でも何も無さ過ぎて虚しくなる… 私は悲しくて笑ってしまった。 「笑えた…じゃない私……」 「心は涙で溢れてる」 後ろで男性の声が聞こえた。 「…誰!?」 振り向く私の腕を引き寄せる大きな手。 私の腰に当てられた腕は堅く 大きな肩幅は力強い。 振り向いた私はあまりに高い身長で顔を見るのによろめいたが、 大きな腕に助けられた。
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