眠れる虜

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学校が1週間ぶり なにか恥ずかしぃのと、もどかしさで足が進まない。 教室の扉をあけて、友達に挨拶するのがまた少し怖わかった。 「おはよ」 後ろから声がして驚く、振り返ると香織だった。 「風邪大丈夫?みんな心配してたから、一緒に教室入ろ。」 「もぅ大丈夫だから心配してくれてありがとう。」 私は何か気が抜けたようにホッとした。 「私には大丈夫に見えないけど。聞いたよ」
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