第二章

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雨宮 心葉目線 「うわーめちゃくちゃでかいなぁ~。お前の家よりでかいな蓮!」 「あたりまえだバーカ俺の家をどんだけでかい家だと思ってるんだよ」 あいかわらず口悪いな… ちょっとした冗談なのに 俺はふいに前を見るといつの間にか門の前にいた 「それではみなさんココのお屋敷に入る前に屋敷のルールを説明しておきます」 芥川さんはみんなの所を振り返りニコニコしながら言った 「一つ目のルールは『お屋敷の外へは、許可なく出てはいけない』庭には出ても良いですがね」 「二つ目のルールは『電話は屋敷の中のものを使うこと。自分の携帯では電話をしてはなりません』メールはOKですけどね」 「そして三つ目は…」 芥川さんの目つきがいきなり怖くなった。 みんなの唾を飲み込む音が聞こえるくらい辺りは静かになっていた 「『三階へは絶対立ち入らないことです』この三つのルールを守ってくだされば幸せな一週間になりますよ。 しかし…破った場合は…。 では、中に入りましょう」 おいおい気になるじゃないか。破ったらどうなるんだよ! っと心の中でツッコミをしながら中へ入った 。
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