第三章

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自分達の部屋に戻るとやる事がなく暇だった 「夕飯って…何時だっけ?」 「30分後」 蓮は何かの紙を見ながらそっけない返事をした 「…………。」 俺はベットに横になりながら 「暇…暇暇暇暇暇暇暇」 めちゃくちゃ暇を連発してみた 「蓮。暇ーなんとかしろ」 俺は蓮に向かって枕を投げながら言った すると ボフ 見事顔に命中してしまった 「ヤベー」 蓮はゆっくりと俺に近付いてきてそして襟をつかみ…キレた! 「てめーうぜーんだよガキか!つーか死ね。俺様の顔になんてことしやがるんだよ」 忘れてた!こいつ顔に傷とかなんか当てたりするとめちゃくちゃキレるんだった 「ごめん蓮!わざとじゃないんだ。本当は横をかすめようと」 「蓮だと?」 「間違えました蓮様!すみませんでした!命だけは」 「今度やったら殺してやる!切り刻んで殺してやる」 そう言って蓮は俺の襟から手を離してくれた その時戸を叩く音がした
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