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「失礼します。心葉様。蓮様お食事の時間になっています。もうあなた方と碧様以外は席でお待ちですよ」
時計を見るともう40分もたっていた
「すみませんでした。今すぐ行きます」
蓮は営業スマイルみたいな笑顔で言った
芥川さんはすぐきてくださいねと言って忙しそうに戻っていった
芥川さんがいなくなると蓮はそのままの笑顔で
「ほら!さっさと行きますよ。心葉クン」
といった
めちゃくちゃ怖かった
俺は一瞬鳥肌がたったよ
俺は蓮のあとを無言でついていった
すると蓮はいきなり立ち止まった
「どうしたんだよ」
いきなり立ち止まったからぶつかりそうになったじゃないかよ
「心葉…これなんだと思う?」
蓮は震えながらある一点を指差した
俺はその場所を見た
「っ!!!」
そこには血の付いた刃物があった
一気に寒気がした
その刃物の周りには赤いのがポツンポツンとある
蓮は深呼吸を一回して血のあとを追って歩き出した
俺も勇気を出して蓮のあとを追いながら歩き出した
心のどこかで誰かのイタズラだと思っていたから
。
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