第三章

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みんなが動けないでいる中、霧崎さんが 「とりあえず蓮君のところに行かなきゃね。でも苺ちゃんに現場を見せるのはやめといた方がいいかな、う~ん。じゃあ苺ちゃん啓夜くん…と美月には残っててもらおう。芥川さんが帰って着たときに誰もいないのも困るだろうしね」 といった さすが大人だ。こんな時でも…いや、こんな時だからこそ、みんなをまとめてくれているのだろう 「心葉くん。辛いとは思うけど案内をお願いしてもいい?」 「…はい。分かりました。ついてきて下さい」 そして俺たち四人は蓮くんのもとへ走っていった。 。
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