第三章

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啓夜のおかげでだいぶ気分が晴れた気がした まぁ…トランプは全敗だったけど 普通20回やったら1回くらい勝ってもいいはずなのに 「苺…携帯かして」 「えっ?うん…」 急に何だろう?電話?メール?でも繋がらないしな 「これ。明日の朝まで没収ー」 「えっ!なんで!いじめか?いじめなのか?」 「罰ゲーム」 うわ~笑顔で言われた これがグウの音もでないと言うことなのか しかし…携帯だけは奪われては駄目だ 「携帯~返してよー。ないと死んじゃう」    だってあたし携帯依存症なんだもん 「明日の朝返してあげるから。まぁとりあえず寝ようか」 そう言うと啓夜はベットにもぐった 明日朝一で取り返すしっっ!! 電気を消しあたしもベットにもぐり眠りについた 。
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