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シャウプは剣を戻し、これもいなそうとしたが、間に合わず顔面に拳を受けてしまった。
倒れるシャウプを睨みつけ、マックは言う。
「誰かを犠牲にしなきゃ存在できない国なんて、必要ない。滅んじゃえばいい。
お前らがいなくなれば、きっと誰かが良い方向に導いてくれるさ。
国の将来を案じて不慣れな戦いに挑む人たちが、こんなにいるんだからな!」
両手を組み、振り下ろすマック。
シャウプは命からがらそれを避けた。
振り下ろされた両手は地面を叩き、地面を大きく抉る。
シャウプはマックの攻撃力の高さに改めて恐怖を感じた。
(腕は本当に硬い…。危険すぎる!
身体は腕に比べて蔓は少ない…狙うなら絶対そっちだ!)
マックを観察・分析し、狙いを定める。
しかし
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