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「都市王に渡してくれたのですね
有難うございます」
「ハイ…構いませんよ」
「?……それはなんですか?」
都市王から預かった刀を指をさして言う
「あぁ、これは都市王から預かった刀です
なんでも、三途の川に流れついたとか……」
「はぁ……そうですか…」
刀を手渡し、映姫は袋から出し、鞘から剣を抜く……
「刀って……結構な重量なのですね……」
「そうですよ~
あたいのこの鎌も重いですよ」
そういいながら背中に背負っていた鎌をとり、映姫に渡す
「っ……よくこんなの持てますね…」
「あたい強いですから」
一通り眺め、再び鞘に戻す
「落とし物ですかね……」
「恐らくそうでしょう」
罪人は武器など持ち込めない……
この地獄の誰かだけど……
「小町、これを亡霊に渡しに行って下さい」
「えぇ!!良いのですか!?
もしこの刀を落とした方が取りに来たら……」
刀を受け取りながらも確認として映姫に言う
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