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此処は地獄
「四季様～四季様ぁ～」
「なんですか小町……騒がしいですよ」
オレンジの髪、そこそこの高身長の小野塚 小町
役職、三途の川の船頭
緑の髪、結構な低身長の四季映姫・ヤマザナドゥ
役職、閻魔
この２人が業務連絡をしている
「仕事終わりました～」
軽くスキップをしながら笑顔で近づいて来る小町に少し癒される
「そうですか、ではこの書類を都市王に持って行ってくれませんか？」
「わっかりました～」
映姫は違和感を感じた
原因を考えると……
「小町がまともに仕事をこなしているなんて……
何かあったのですか？」
「失礼ですね…私だってたまには仕事しますよ～」
「まぁ仕事をするのは良いことですが……
何かあったのですか？」
恐る恐る問いかける
「いやぁ特に無いんですけどね
ただ今日のお客に複雑な過去を持っている奴がいたじゃないですか」
「複雑な過去？」
映姫は頬に手をあて、考える
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