幻想郷

8/16
前へ
/309ページ
次へ
「四季様~都市王様に書類渡してきました……って……断罪中か……」 「貴方は本当に殺生、及び人としての恥じとなる行為をしていないのですか?」 あの小さな体でも威厳があり、罪人の男は恐怖でいっぱいだろう 「はい……誓って私は恥じる行為などしておりません…」 手を地面につけ、土下座に近い格好で祈っている 「それでは貴方は天道です……」 「やった……」 期待の笑顔で顔を上げる罪人 「ただし!!」 一つ大きな息をする 「この、別名真実の鏡、浄玻璃鏡が映し出す貴方の過去にやましい事が無ければ……の話しです…」 「あ……あぁ……」 映姫が巨大な鏡を持ち、罪人を映す すると、そこに映像が映し出される… 映像の内容は、何処かの暗い場所、血のついた刃物を手にした罪人と、 血まみれになり、倒れている人間の姿が映っている
/309ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1023人が本棚に入れています
本棚に追加