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大空沙羅。
高校一年生。
沙羅はこれから起きる事なんて、全く知らなかった。
｢沙～羅っ！海里君っ！おはよー｣
明るく元気良く声をかけてくれる子は、遥菜。
遥菜とは高校入学してから仲良くなった
。
｢おい、俺に挨拶は!?｣
この子は隼人。
｢居たの～？｣
｢居たよ～｣
遥菜と隼人は付き合っている。本当になかいい二人｡
｢おはよっ｣
この子は海里。私と海里は家が近所で良く遊んでた｡
今でもたまに私の家へ来る。小さい頃からいつも一緒で、今も登下校を一緒にする。私は...海里が好き。
でも海里は誰かが好きなのか...ん～分からない。
｢沙羅、ちょっと｣
｢ん？｣
遥菜どうしたんだろ。
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