†始まり†

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「あ、あのねっ」 勇気を振り絞って言いかけたが、海里が同時に 「どうなってるんだ?」 という。沙羅は好きと伝えなければ・・・・・・と思う気持ちでいっぱいいっぱいだった。 「どうって?💦」 本当に何が何だかわからない。頭はパニック状態。 「沙羅、周りみてみろよ。」 言われたままに 周りをみた。 え....  ―――――――― 遥菜も隼人もクラスの皆もじっとして動かない。 「どうなってるの?」 「急にみんな動かなくなってる。見ろ。時計も動いてないし」 そういいながら海里はベランダに行った。 「やっぱり...あんなもん止まるか?」 海里に言われてベランダをみると、外で遊んでる子のボールが宙に浮いている。 「俺、他に俺等みたいな奴がいないか見てくる。」 「わ、私も!」
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