職業:高校生+ヒーロー

18/41
前へ
/213ページ
次へ
「…全く、託志のやつは… 学校と塾で勉強しないでゲームって… 大学に行く気ないのかよ…」 塾へと向かう道中、託志の行動に不満を感じ、ぶつぶつと一人で愚痴を漏らしている拓斗。 ―と、その時。 「ん…な、なんだあれ!?…まさか、UFOか!?」 急ブレーキをかけ、自転車を止める拓斗。 その目に飛び込んできたのは、夜空に現れた2つの球体。 1つは、星が見通せない程に黒く、もう1つは、星が霞んでしまう程の輝きを放つ白い球体。 そして、縦横無尽に飛び回る黒い球体を、逃すまいと追い掛ける白い球体。
/213ページ

最初のコメントを投稿しよう!

47人が本棚に入れています
本棚に追加