始まりは突然に

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はあ…なんとか、始業式には間に合った… 「ミリアさん、おはようございます。」 「ロゼッタ!おはよう!」 ロゼッタは、唯一の親友。もちろん、友達は居るけど、ここまで心を開けるのはロゼッタしかいない。 でも、ロゼッタは、いつもふわふわしてる性格だからすぐにどこかに行っちゃう不思議な娘。 「ロゼッタとまた同じクラスだね!」 もう居ねぇ… 「キャー!」 「ロゼッタ!大丈夫!?」 「虫がいっぱいいます!助けて下さい!ミリアさん!」 忘れてた、ロゼッタは極度の虫嫌いだ! 「大丈夫?ロゼッタ。どうしたの?」 「ひらひらした物があったので追いかけたら、そのひらひらした物が虫だったの」 蝶でもダメなのか… 「ロゼッタ。大丈夫。また助けてあげるから!ほら、始業式行こう!」 「はい、ミリアさん♪」 やれやれ… †-=≡≡≡≡≡≡≡=-† 始業式も、やっぱり普通に終わった。 その後のHRほどめんどくさい物はないね… 「はい、じゃあ、まずは転校生だね」 『えー!!』 「誰~?」 「かわいい?」 「男?」 「彼氏いる?」 「男は無いだろ」 「そか」 ここは女子校だよ… 「じゃあ、ルナちゃんおいで~」 ヤバいかわいい。
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