トラブルは付き物です。

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†-=≡≡≡≡≡≡≡=-† 「まずは、どこから聞けばいいのかな?」 「まぁ、なんで女装してたの?かな?」 「そうね。」 「仕方ないのです。」 「なんで?」 「誰にも言わないで下さいね。」 「わかった。約束するよ。」 「実は、僕はこの学園を守るために来ました。」 「要するに、何かに狙われてるの?」 「はい。僕等は『ブラック』と呼んでいます。でも、その姿や、声、性別すら誰も知りません。」 「じゃあ、なんでその『ブラック』がこの学園を襲いに来るってわかるの?」 「この学園にある何かを狙いに来てるみたいなのですが、いつ来るかわかりません。だから、僕は、すぐに対応するため、ここに配属されました。」 「まぁ、あなたが男とわかった以上、ちょっとこの部屋で一緒に寝泊まりするのは…」 「大丈夫ですよ。作りますので、」 「?」 作る?どうやって? 「ちょっと、待って下さいね…」 ルーンを書く辺りは、私達と変わらないのか… でも、ルーンがすごい複雑… 「できました。」 速すぎる。ルーンを書く速さも、時限との同調化も。 なんで、こんなに速いの? やっぱり、上には上がいるって言うけど、凹むな…
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