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「まずは、どこから聞けばいいのかな?」
「まぁ、なんで女装してたの?かな?」
「そうね。」
「仕方ないのです。」
「なんで?」
「誰にも言わないで下さいね。」
「わかった。約束するよ。」
「実は、僕はこの学園を守るために来ました。」
「要するに、何かに狙われてるの?」
「はい。僕等は『ブラック』と呼んでいます。でも、その姿や、声、性別すら誰も知りません。」
「じゃあ、なんでその『ブラック』がこの学園を襲いに来るってわかるの?」
「この学園にある何かを狙いに来てるみたいなのですが、いつ来るかわかりません。だから、僕は、すぐに対応するため、ここに配属されました。」
「まぁ、あなたが男とわかった以上、ちょっとこの部屋で一緒に寝泊まりするのは…」
「大丈夫ですよ。作りますので、」
「?」
作る?どうやって?
「ちょっと、待って下さいね…」
ルーンを書く辺りは、私達と変わらないのか…
でも、ルーンがすごい複雑…
「できました。」
速すぎる。ルーンを書く速さも、時限との同調化も。
なんで、こんなに速いの?
やっぱり、上には上がいるって言うけど、凹むな…
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