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ルナ君が来てから最初の日曜日。ぶっちゃけ、なにもやる事がなかった。だけどルナ君が…
「はぁ、はぁ……うっ」
風邪を引いた。しかも、40度の高熱。
「これじゃあ、明日の学内見学は、無理か…」
学内見学とは、セフィリア先生がルナちゃんには、教える事がたくさんあるからと、数学の授業を学内見学にあてた。
セフィリア先生ありがとう。
でも…治ってくれないと、数学がぁ…ルナ君頑張ってぇ~
「あ…あの…」
「どうしたの?なんか、持ってくる?」
「…いえ、だ…大丈夫です。ミリア…さんは、風邪が…移ってしま…いますよ…」
「私は、大丈夫よ。まあ、今は、ルナ君も大丈夫みたいだから、いったん出るね。何かあったら、教えてね」
「はい…すみません…」
大丈夫かな…とりあえずロゼッタのところ行こうっと。
「ケイト、居る?」
「はい~?お姉ちゃん、呼んだ?」
「ちょっと、ロゼッタのところに用があって…」
「じゃあ、お薬もお願いね~」
「うん、わかった。」
これで、少しサボれる。
さてと、どうしようかな…
「あ、そうそう」
「どしたの?」
「『サボりたい』とか、『サボれる』とか、思ってないよね?」
「だ、大丈夫よ!じ、じゃあ、行ってきます!!」
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ったく、なんでわかるのよ…
てか、間に合うかな?
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