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俺は石崎瑞樹。福○大学の2回生。
あの日、早坂昂汰と海にいったんだ。
こーたは大学で一番初めに声をかけてきた奴だ。何か気が合ってどこに行くにも一緒だった。
「瑞樹。この後、海いかね? 後の授業出席とらねーし。ノートは里香に写させてもらおうぜ」
この時、俺がいかないといえば……
こんなことになってなかったのに。
こーたは新車の車を楽しそう走らせていた。
タバコを吸おうとした俺のライターをとりあげたっけ。
「禁煙かよ…」
馬鹿話しながら風を心地よく感じた。
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