仲間と記憶

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「「「!!??」」」 一緒に昼御飯を食べていた 美姫を含む3人の女友達は 春の発言で言葉を失った。 3人ともすすっていたうどんが ツルツルと口から逆流している。 ちょっと汚い。 そして、うどんが 口からすべて出たところで 一斉に大声をあげた。 「付き合い出したーー!?」 「シーって!シーって!/// そんな大きな声出さないで!」 春は唇に人差し指をあて オロオロと3人をなだめる。 「誰が!?」 3人の女子の中の 髪がベリーショートの優が 目を見開いて聞いてくる。 「だからあたしが!!」 「誰と!?」 続いてもう1人、フワフワの髪を ツインテールにしている都が 興味津々で聞いてくる。 「だから沖田先輩と!」 「誰が!?」 今度は美姫だ。 「だ、 か、 ら !!あたしが!」 繰り返される同じ質問に 春がイライラして答えると 「えぇぇぇーーーー!?」 と、3人は 身をのけぞらせて驚く。 ようやく事態が飲み込めた様だ。 うるさいので学食にいた学生達が チラチラと春達を見ている。
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