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それから昼休憩が
終わるまで
総司達と他愛ない会話をした。
その間も総司は
いちいち春に絡み
バカップルぶりを皆に見せつける。
なんだか春は
ドッと疲れてしまった。
春達が席を立つとき
総司がサッと春の手をとる。
「部活の後、
一緒に帰りましょう?」
綺麗な顔を少し傾げて
可愛らしく微笑む。
(女のあたしより
可愛いってかキレイ…///)
「は、はぃ!!///」
春は一瞬総司に見とれてしまい
慌てて頷いた。
顔が赤いまま食堂を出ると
「「「いいな~!春は!!」」」
3人の女友達が同時に
甘いため息をつく。
「めちゃくちゃ
格好良いじゃん!」
と、美姫。
「笑顔が素敵!」
と、都。
「プリンスってぴったり!」
と、優。
「あんたが誰かと付き合うとか
想像できなかったけど
とりあえず、ラブラブそうだし
お似合いだし。安心したよ。」
美姫が祝福してくれる。
春は照れるばっかりだ。
そんな春を見て、
「敵も多そうだけどね…」
と、優が心配そうに呟いた。
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