童貞ソー・ヤング

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名前 麻利亜 年齢 28歳 「こうゆうサイトに登録するのは初めてで…少し緊張しています。どなたでも構いません!素敵な時間をください。」 … ………なんともぼく好みの雰囲気のするメールの内容だ、とりあえずこの人とメールのやり取りを始めた。 いわゆるメル友と言うやつか… 久しぶりの異性とのやりとりだったので、上手にメールができているか不安だったが… ま、会う約束を取り付けたので万事OKということで…(笑) … ………と言うわけで待ち合わせ場所のゲームセンターに来ている。 なぜゲームセンターかというと友人に愛犬を預けるので職場までやってきたのだ。しかもぼく的には待ち合わせの定番的な場所だと逆に緊張してしまったりもするので、騒がしいケドこんな場所なら緊張もほぐれるだろうと思ったからだ。 大分はやく来てしまったのであたりをブラブラしていると…そこに、毎晩散歩で会う人妻がいる。 『こんばんは』 「あっ、こんばんは」 『こんなところで会うなんて奇遇ですね、遊びに来ているのかな?』 「まぁそんなところです。今人をまっているところで、あなたは?」 『私も人と待ち合わせをしているんだけど…』 まさかとは思った!?2人して携帯を確認する。 ぼくはさっき【そろそろ到着しますので~】 とメールを打っていたので返信まちだったから、あらかじめ携帯の番号も聞いていたので電話してみると… してみると… 目の前で着信のコールが鳴る、 「え~っと、…麻利亜さんですか?。」 『はい~、そうですぅ…』 … ………2人ともこの状況に困惑した。 しかしまぁ~ただボケッと突っ立っているのもなんなんで 「とりあえず外でますか」 『ええ、そうしましょう』 まさかメールの相手の麻利亜さんが、いつも会っていた人妻だったなんて。 … ………是が非でもない。つい口走って 「よっ…よろしくお願いしますッ」 『あははッ、そんなに緊張しないで、こちらこそよろしくお願いします。』 『とりあえずどこか食事にでも行きましょう?』 「はっ、はい!?」 …と彼女にリードされる形になってしまった。まぁこれはこれでいいか…
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