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『とりあえず、居酒屋系とかでいいかな…まだこんな時間だけど。』
「どこでもいいですよ~、お任せます!」
『うわ~なんかガキっぽい(笑)』
「クスッ、麻利亜さんガキにならなってもいいですよ(笑)」
…などとお店の道中にちゃかしあう。
『でも、ホント不思議ですね。あなたとこんなことになるなんて…』
「ホントですね~。」
『こんなことならサイトを通さなくてもよかったのにね…』
「ごもっともデス(笑)」
「でもボク口下手なんで…なかなか麻利亜さんを誘うことなんて。」
『うん。そんな感じした』
「う~ん、なんか負けた感じが…」
『まぁまぁ、さぁお店に着いたわ。入りましょう』
…ひとまず居酒屋へ入店、【~いきなりホテルなんて…】とバカな妄想はさておき、まずは飲み物を注文する。
『さ~てどうしようか~まだ早いケド、お酒は飲むのかな?』
「そうですね、少しだけなら…」
『え~がっつり飲み食いする人が好きだけどなぁ~ウフフ』
「あははッ」
「それじゃ遠慮なくいこうかな~(笑)」
『じゃあ乾杯しようか!?』
【かんぱ~い!!】
…ん
…なにに乾杯なのだろうか。ここはベタに出会いに乾杯とかなのかな?
「ん~出会いに乾杯って感じですかね?」
『まぁそんな感じじゃない?』
『さぁ飲んで飲んで♪』
…うッ
………麻利亜さんは以外とのせるのが上手いようだ…
もう生中4つは逝かされてる。
『はいッ♪イッキイッキ♪(笑)』
「ちょちょちょ…もう勘弁してくださ~い」
『え~楽しいからいいんじゃない?』
「まぁ~そうですね(笑)」
…
………なんだか普段の落ち着いた感じとは違って、はっちゃけた感じだ。
ふと脳裏をよぎる…
「麻利亜さん、旦那さんとは上手くいってないんですか。」
『………』
『…あまりその事は言わないでくれる』
…絶句させてしまった
ぼくってやっぱだめだな~と思った。
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