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「実際は凄くないよ、って言ってもまた繰り返しになるな」
「海ちゃんを大事にしてあげてね」
「変なプレッシャーかけないでよ」
美希ちゃんは俺の言葉にクスクス笑っていた。
それにしても……美希ちゃんにしろ、委員長にしろ、なんで海の友達は可愛くて良い子が多いんだ?
やっぱ俺の彼女だから、周りに良い人が集まるのか?
って戯言は人には言わないようにしなきゃな。
「俺の家もうすぐなんだけど、どうする?」
「どうするって?」
「いや、美希ちゃんを家に送った方がいいのかなって」
「優しいんだね、ありがとう大丈夫だよ」
「そっか、じゃあ気をつけてね」
「うん!じゃあね~!」
俺は家に着くと美希ちゃんと別れた。
手を振られたからそれに返す俺。
もしかして、家近いのかなぁ……
まぁいいや、関係無い。
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