春 ~様々な出会い~

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「つーか、海がアイドルって厳しいんじゃないか?」 「なにを~、どうせ可愛くないですよーだ」 おいおい、一回鏡見ろよ。 海が可愛くなかったら、世の中の大半は存在してないよ。 まぁ、自分で可愛いって言わないところが海の良いところだ。 言ったら言ったらで別にいいんだけどね。 「海は可愛いって、厳しいのはお父さんが居るからだよ」 海はそっかぁ~と納得したように頷いた。 可愛さ的にだったら余裕で大丈夫だって、俺が保証する。 「んじゃあまた明日」 「うん!今日はありがとね、楽しかったよ~!」 「俺も楽しかったよ」 俺達はそこで別れた。 そこってのは海の家の前ね。 彼女を家まで送るのが彼氏くんの役目ってもんだろ? 明日から二年生か…… どんな事が待ってるんだろう。 海と一緒ならそれでいいか。 俺って単純だなぁ……
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