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これはつまり宇宙が縮小する際に、“何らかの理由”で消滅したということ。
これを観測した天文学者の相沢啓志は、考えた揚句ある仮説を立てた。
その仮説の内容を簡潔にまとめると
「宇宙はビックバンで生まれたエネルギーを膨張に使い果たしたため、今再び縮小をしエネルギーを一点に集めなおしている
すると星は縮小により圧縮され、エネルギー体として分解されたと考えられる
そう考えると縮小していくスピードは分解され吸収されていくエネルギーの量と比例するので膨張よりも縮小するスピードが速いと言える」
そして彼が最後に言った言葉がこうだ。
「故に人類が滅亡するのはもう目前である」
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