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和雅-カズマ-
高校1年生
極普通の高校生、夏休みなのに毎日をバィトで過ごしていた
『カズ~明日バィト休みだろ~?』
バィトの先輩の隆史サンがいきなりふってきた
「そぅッスけど何か…?」
『じゃぁ今日の飲み会行かね?』
「また合コンですか?」
『嫌ならイィけど?』
「もちろん…………行きまァ~す♪」
なんだかんだでォレも合コンは好きだった。バィトが終わって現地に着いてみると、頭数はすでに揃っていた。ココが君と初めて会った場所だったね…
{おっ…今日は珍しく可愛い子いるじゃん♪}
「初めまして~隆史先輩の可愛い後輩…和雅です♪♪」
『カズ…右から②番目の子はォレが狙うからな♪』
「隆史サンもですか!?!?ォレもなんで譲りませんよ♪」
っと自己紹介も終わりなんだかんだとして飲み会も終わった。その日は誰も収穫のなぃままお開きになった。
『和雅クン!!』
「ん?…あッ!!!!」
後ろで呼んでいたのは【右から②番目の子】の裕子だった。
「なんすか?」
『今からまだ時間…大丈夫?』
「ん~…大丈夫ッスよ♪」
『良かった♪じゃぁ付き合ってね♪』
{もしかして…脈ありか♪♪}
それから30分ほど歩いて着いたのは町外れの小さな公園だった。
「…。」
『…。』
『あのさァ…初めての事でちょっと戸惑ってるんだけど……。』
「なんすか?」
『その…あの…』
「ォレ等付き合わねェ!?!?」
{公園の雰囲気に呑まれて言っちゃったよ…}
『…。』
『本当に?』
「え?」
『本当に付き合ってくれるの??』
「も…もちろん!!!!」
『…無理してない?五つも年上じゃね…。』
「んなのするかよ!!!!飲み会行って一目見た時から気にしてたんだぜ!?!?」
『ぷッ…必死になってやんの。じゃぁ今日9月3日が記念日で♪♪』
「記念日か…覚えなきや駄目か?」
『もちろん♪』
「面倒くせッ…」
この時付き合って早過ぎるKissをしたのをまだ覚えている…。
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