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「っ!!…はぁ…はっ…っ…」
電気が消えた暗闇の部屋の中で
布団を押し退けてベッドの上で起き上がると
額から首周り、腰の辺りまで汗が流れていた。
なんなんだ…
毎日毎日。同じ夢ばかりだ
この夢を初めて見たときは
全然、誰だか知らないあの姿も
霞んでしか見えなかったのに
最近はハッキリ絵が良く見えるようになって…
それに、最初聞こえなかった不思議な叫びも
日に日に聞き取れるようになって―
あの人は誰?あの声は誰のモノ?
自分の声…?
何でこんなことを夢で叫んでるの…?
ウチ、何も知らないはずなのに…!!
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