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―意識を無くしたかと思うと目の前に、真っ白な空間。
距離感も測れない。
人の気配も感じない。
―時の鏡を割り、犯した者。
我はこの鏡を守りし精霊。
誰よ…
死んだなら早く、天国やら地獄やら
好きに連れてけば…?
―汝がこの鏡を割ったことは運命。
我は汝を待っていた。
隠されし記憶が開く時。
鏡の欠片を求め、時代を遡り―
―桃源郷へ行くのだ。―
は…?
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