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いつだったか
私の大好きなおばあちゃんが入院した
あれから１、２ヶ月もたった今日
なれているはずのシンとした家の中
なんだかやけに静かな気がする
なんだかやけにさみしげな気がする
今まで家に帰るとおばあちゃんがいた
にっこり笑って「おかえり」といっていた
今は家に帰っても誰もいない
だれも「おかえり」といってくれない
「ただいま」の声がむなしく消えてゆく部屋
今まで考えたことがなかったような気がする
いや、忘れていたんだと思う
今の私は保育園時代の私もいた
帰るとさみしくなってだれかをさがしていた
昔は、お人形たち
今は、TVやマンガ・音楽たち
何年たっても心の孤独のさみしさは消えない
おばあちゃんもそうだったのだとおもう
半日、１人きりの家でTVを見たり、洗濯したり
私より長い間長い時間を１人ですごしていたんだ
ごめんね おばあちゃん
本当にごめんなさい
早く帰って来てね
待ってるからさ
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