よくあるプロローグ

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よくあるプロローグ

恋愛小説は男と女の織り成す恋という物語。それは二人の半生を一冊の本という形でまとめあげたものだ。 だからこそ多くの人に注目され、人々を共感させ、人々を感動させる。 しかしそれは時に作者の欲というもののために、現実味という大きな代償を払い、小さくはない廃物を生む。その廃物こそが 「恋愛小説の掟」 である
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