月に溺れる
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月が欲しい。 初めてそう思ったのは小学生の頃だろうか。 高校生になった今もその心は変わらない。 真ん丸で、とても綺麗で、でも手が届かなくて。 手に入らないものほど焦がれてしまうのは何故でしょうか。 わたしは諦めきれなかったのです。
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