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「あ、いたいた!お前ら、集合場所反対だぜ!」
朝一が走ってやってきた。
「ったく、どんだけ走ったことか。球場半分走ったぞ」
「悪ぃ、じゃ、今から急ごうぜ」
「お、おう」
朝一は、肩で息をしている状態だった。結構なハイペースで走ってきたのだろう。
「・・・・・」
「おい潤一も。早く行くぞー」
「え・・・・・?あ、おう」
(それにしても・・・・・嶺王のキレたとこなんて初めて見た。初めてつっても、会って1年も経ってないけど)
「あ、嶺王・・・・さっきの」
「・・・・後で話す。今は急ごうぜ」
「あ・・・・・うん」
問い詰めようとしたけど、自然と止まってしまった。
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