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3人は集合場所へと走った。
「ねぇ・・・・・朝一」
走るといっても、喋れるペース。朝一が先ほど走っていたペースでは、朝一自身「それは無理!」と言うので、ゆっくりペースだ。
「何?」
「嶺王ってさ、何で天才って言われてるの?」
「お前それ今更かよっ!」
肩で息をしながらでも、ツッコミをしてきた朝一は笑顔だった。
「理由は2つあって・・・・、あいつがリトルリーグのとき、あいつを含めて、4人。めっちゃ凄い選手が居たんだよ」
改めて、潤一は、嶺王が幼いころからエリート、一流だと再認識した。
「あいつは・・・・・リトルリーグの全国大会の本塁打記録を塗り替えた。それが1つ」
「すっごいな・・・・・」
「で、もう一つが・・・・・中学時代。弱小シニアを1人で関東大会まで引っ張ったってことかな」
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