妄想殺害~Sadisticな僕~

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胸の中の黒い感情が 日々増していくこの世界で 僕はナイフを持ち 肉を切る 溢れる血に癒やしを見た 『光が眩しい』と呟く 嗚呼 貴女の愛を感じる 所詮偽善的 ボランティアな彼女 『愛してる』と言われるたび 殺したくなるよ ポケットに忍ばせた 錆かけのナイフで 今よりももっとずっと 綺麗にしてやるよ 胸の中のドス黒い感情が 日々増してくうざい世界で 俺はナイフを持ち 肉を切る 溢れる血に癒やしを見た 『愛してる』と貴女が呟く 目を閉じれば 浮かび上がる 薄暗い部屋 血塗れのナイフ 鉄臭い貴女を ゴミ袋に詰めた 嗚呼 貴女の愛を感じる 所詮偽善的 ボランティアな彼女 『愛してる』と言われるたび 殺したくなるよ ポケットに忍ばせた 錆かけのナイフで 今よりももっとずっと 綺麗にしてやるよ
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