出逢いと解放

9/23
前へ
/64ページ
次へ
「ゴホン、え~っと何から話せばいいかな…」 「何からでも一緒だからさっさと説明しなさい!」 「は、はい!すいません!!」 (どっちが主人か分からない) そんな感想を抱いた。 「取り敢えず君は俺に買い取られたわけだ、でも俺は君をどうこうしようとは思ってない。」 「?どう言うことですか?」 「つまり、君は奴隷で有りながら奴隷でなくなった訳だ」 「じゃあ私は何のために買われたんですか?」 「それを今から説明するんだが、取り敢えず飯にしょうか?腹がすいては戦は出来んと言うしな、そこで皆を紹介しょう。」 「はい、でもご主人様と食事を摂るのですか?」 「君は何を聞いていたんだ?もう君は奴隷ではないんだよ?いわば家族のようなものなんだ、でも恋愛や結婚は誰とでも自由だよ」 「すいません…まだ慣れなくて。でも美羽さん?はご主人様って呼んでましたよ?」 「それはそう呼んで欲しいって頼んだからだよ、おいしいケーキと紅茶で陥落した。学校では名前だけどね」
/64ページ

最初のコメントを投稿しよう!

125人が本棚に入れています
本棚に追加