隣の席の男子

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それは紛れも無くあの時の金髪男子! 遥奈が驚きを隠しきれなかったその時、 「ん・・・・・」 今にも起きそうな雰囲気だった。 遥奈は気づかれる前に、教室に戻ろうとした。 早くしないとこの人、起きちゃう! もう関わらないって決めたからなぁ。 立ち上がろうとした遥奈はあることに気づいた。 隣にいたこの男は遥奈にもたれ掛かっていた。 やばい、どうしよう。 遥奈の顔は赤面・・・・・・ するはずもなく、真っ青に染まっていった。 とりあえず、その場から逃れたい遥奈は瞬時に金髪男子から離れた。 『ゴツン!』 鈍い音が走った。 しまった-・・・と思った時には遅く、金髪男子はこちらを睨む。
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