隣の席の男子

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「痛ってー」 「ごめんなさい、ごめんなさい」 謝りまくる。だけど意外な事を言ってきた。 「もう、いいから」 涙目の遥奈をみて金髪男子は言い続ける。 「泣くなよ、大丈夫だから・・・なっ?」 最初の印象とは全然違うような優しい口調。 えっと、本当にこいつ最初にあった怖い奴? 「あの・・・前わたし達会いましたよね」 恐る恐る聞いてみた。正直今でも怖い。 少し経った後に金髪男子は口を開けた。 「そうだっけ?」 「あ・・・あのあなたに捨てゼリフ吐いた・・・」 「あぁ!あんときの奴ね」 思い出したように言う。 すかさず遥奈は言う。 「あの時はごめんなさい なんか言い過ぎちゃったよね。初対面なのに」 金髪男子は、小さく微笑んだ。 「あれは俺が悪いから別にいい。それにあの時はイライラしてたからお前に八つ当たりしちまった、悪かったな」 えっと、本当にこいつ最初にあった怖い奴?(二回目) なんか優しくない? 外見で勘違いしてた? ってか 今何時⁉
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