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2時間目が始まった。
遥奈の隣はやはりいない。
この人いつになったら学校来るんだろう。
『ガラッ』
授業が始まって15分くらい経った時だった。
教室に入って来たのは、あの金髪男子!
えっと、なんでこの人うちのクラスに入って・・・・・
ズカズカとわたしの隣まで来ると空いてる席に鞄を置き、ドカッと座った。
遥奈が口をポカンと開けていると先生が口を開けた。
「近藤、来るの遅いぞ」
まさか・・・この人がわたしの隣の席の人⁉
遥奈はこの近藤と呼ばれる人はてっきり上級生だと思っていた。
だって、金髪だよ~。普通一年生じゃないでしょ。
「俊輔~やっと来たのかよ」
前の席のやんちゃそうな不良少年が声をかける。
近藤 俊輔って言うんだ。
って関心してる場合じゃない!
この超ー不良が隣だなんて
これからの生活に不安いっぱいだよ~。
わたしの隣の席の俊輔くんは関わらないって決めた人でしたー・・・・・・。
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