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22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 00:36:02.98 ID:LtK/3fS/0
後日談があったとは・・・
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 00:36:04.73 ID:OLFuSDpD0
車を開けて走る高速。
空いていた。
「せんせ、つかれてる?」
どうやら口数が少なかったようで。
「へいきだよ」
「そう」
その、なんていうか、俺は感情を隠せないんだわな。
不器用っていうか。
何か考え事をしているとそれに没頭してしまうようで。
「せんせ、けさにゅーすみた?」
突然ユウがそんな事を言い出した。
24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 00:38:43.67 ID:OLFuSDpD0
「いいや」
「ぜんもうのひとがぴあのこんくーるてゆうしょう」
ああ。耳には入ってきていたな。
「すごいよな」
「うん」
「それがどうかしたか?」
「ううん」
「・・・そっか」
なんか俺の心が読まれているんじゃねーかと思った。
何を言いたいのか理解出来なかった。
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/10(水) 00:43:47.37 ID:OLFuSDpD0
暫くの沈黙の後、ユウが口を開いた。
「わたしは・・」
「いうな」
やっぱり。昨日の山本との話は筒抜けか。
酔っ払っているようで見ているところはしっかりと見ている・・か。
「わたしはみみがきこえません」
「おい」
「まえむいて、きいて」
「・・・なんだよ」
ユウが淡々と何かの『詩』を語りだした。
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