敷金・礼金無料 駅まで10分 家賃はジャスト3万円

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「おい、ちょっとそこの旦那!アンタこんな所うろちょろして何かする気か?」 「Σヒィイイイ!!!!?!;」 いきなり悪霊キター!!?! 「助けてくださいー!!;」 「ちょっ、人の話聞いてる!?何してんのってば!;」 「あ…ニンゲン…」 「?人間に決まってんだろ。アンタ病院いくか?」 「いや、いいです!それじゃあ!」 「ちょっとまった!アンタもしかして戦国荘に入りに来る人じゃないか?」 「え、なんでそれを…」 不思議に思って見ると目の前に立つ男はニッコリ笑った 「戦国荘にようこそ。管理人兼、商店街の駄菓子屋佐助をしてる猿飛佐助だ。」 「あ…ありがとうございます。笑顔が素敵ですね。」 「よく言われます。」 営業スマイルで言う辺りが素敵です。 「えっと、俺、山田草太って言います!よろしくお願いします。」 「よろしく…でも丁度出会って良かった、面倒じゃなくなるし。じゃあ部屋に行こうか」 最後の一言が痛いのはなぜ… 取り敢えずへこんでる場合じゃねぇな。ついていかねぇと! なんかミシミシいう階段をなるべく静かに上がりながら、端の方の部屋まで歩いていく 210…211…212 数えながら部屋を見つけると、これまたボロいドアを開けると、意外と中は綺麗で正直かなりホッとした。  
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