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外からは想像出来ない程中は本当に綺麗だった。
言い過ぎかもしれないけど、もしかしたら新築?っていう位だった。
「なんか…外の外見と中ギャップありすぎません?」
「あ、やっぱりそう思う?実は此処あんまり使ってないんだよねー」
「そうなんですか?」
「そーなんだよー…10年前にあったあの事件以来ねぇ…」
「え、ちょっ…なにそ」
「俺が早くアイツの苦しみに気付いてやれば、あんな事は…」
「あんな事!?あんな事って!?」
「だから今も未練があってさ迷っちまうんだよなお前は…」
「Σ今もさ迷い続けちゃってるの!?ご健在なの!?」
「頼むから…コイツは今までの奴らみたいにしないでくれよ半蔵」
「どうなったんだ今までの奴らァアアア!!半蔵さん何したんだよォオ!!」
「とにかく頑張れよ青少年☆」
「もう出ていってくださいィイ!!」
語りきった管理人はようやく部屋から出ていってくれた。
「おい…まじで出ねぇだろうな…;」
あの管理人何気に鬼というかSというか…
俺これから此処でやってけるんだろうか…;
なんとなく天井の染みが顔に見えなくね?と思いつつ、俺は寝転がるといつの間にかそのまま、深い眠りについてしまった
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