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「………俺死んでない」
夢の一人暮らし二日目
最初に発した言葉がこれとは…
なんか虚しくない?
そのまま寝といて言うのもあれだけど。
取り敢えず悪霊は出なかった…というか、ただ気づかなかっただけかも
欠伸しながら立ち上がって窓の外を見ると、なかなか悪くない風景だった。
「悪霊付きでも悪くないかもな…」
「そうでしょ?」
「Σ誰ェ!!?;悪霊ー!!?!;」
「あ、隣に住んでる真田です。佐助から聞いたもんで早速挨拶に来ました♪あ、これ朝店で作った豆腐です。」
「あ、すいませーん。ありがとうございまーす。じゃねェエエ!!!何勝手に入って来てんの!?豆腐は嬉しいけどよぉ!!」
「いやぁ…早く君と運命の出会いがしたくて?」
「口説き文句かっ!!?!」
「まぁそれは冗談で、実は此処部屋が繋がってるんだよね。ほら」
壁に風穴がァアアア!!?!
「なんで此処開いてんの!?俺寝相こんな悪くないけど!?」
「前から空いてるんだよ。ちょっと豆腐作る練習してたらいつの間にか空いてて…」
「どんな作り方したら風穴が空くんだよ!?プライベート丸見えな位空いてるけど!?」
「その日から半蔵さん…たまにこっち来ちゃうんだよね…」
「半蔵さん何してんだよォオオ!!!」
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