やってない

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俺はそんな中出勤してはいつものように涙をながしていた 悔しくて… 「失礼します」 声がするほうに 皆首を向ける 警察だ 「あのですね、我々警部はこの会社の社員の中に犯人がいるのではないかと」 警察がいいかけた途中 俺が割り込んでどなる 「ふざけるな!!おれら社員は皆武さんや、あたるさんが大好きで恨みを持った人達なんかいないんだ!殺すわけないだろ!!」 俺は息を切らして言った しばらく沈黙 警察はまた捜査してまた話にくると言って帰った ふざけるなふざけるなふざけるな 警察はめちゃくちゃだ 俺は流す涙さえなくなっていた 涙が全て怒りへとかき消された 息を整える 「大丈夫ですか?」 俺の同僚の中野愛が言った 俺は頷いた
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