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とうとうこの日が
やってきた。
水曜日
まだ誰も起きていない
夜中に起きた2人。
こそこそと庭園を抜けて
秘密の道を使った。
この道を使えば
道を出たところは
もう城からは
何キロか離れた所。
見つかる心配も少ない。
だって見つけたのは
何を隠そう、私。
知っているのは
私とルカだけ。
こんなに安全な
方法はあっていいの
かな?
やっと道を抜けた頃
には辺りは明るかった。
やっと自由になれた。
私の心はその思いで
いっぱいだった。
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