珈琲､入りました-ｹｰﾀｲ捜査官7-

-ﾊﾞﾃﾞｨ､ご命令を-

｢ｻｰﾄﾞ､奴は､何処だ･･･!｣

『300m迂回､第3作業所にございます｡ですがﾊﾞﾃﾞｨ｡このまま突入しても犯人は逃げてしまいますよ｡彼はここの作業員なんですから｡ここは先回りした方が懸命かと』

｢･･･そうだな｡よし､先回りしてｽﾋﾟｰｶｰ着身だ｣

『了解です』

某都内に建設されている鉄工所｡今ここで一人の男が青いｹｰﾀｲと任務にあたっていた｡